朝焼けの中で

ぶらいあんの自転車日誌

関西シクロクロス・くろんど池

ここ数年はシリーズ戦ではなくエクストラステージとして開催されていたくろんど池大会。今回はシリーズに組みこまれたので久しぶりに参戦。

久しぶりなので変わったのか変わってないのかはよくわからないが、数少ない森を使ったクロカンコースなので私には有利なはず。

14番3列目スタート。美山でスタートミスをしているのでスタートはかなり集中して臨む。くろんど池のスタートミスは万死に値するから。

スタートまで残り10秒からはいつ飛び出してもいいように準備していた。

スタートから直線で数百メートルで道幅はどんどん狭くなり池の周回に入ると選手は一列棒状になる。少しでも前にいないと後方はゆっくり順番を待って周回に入ることになる。

ラッキーなことにスタートは成功。先頭10名くらいの中に入れた。

そのまま山区間に入る。山に慣れない人を一人ずつ抜いて行く。山を出て1周目ゴールは5位通過。

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Yさんを引き連れて先頭を追う。

先頭グループが見えてきた。山の中で二人抜いて2周目ゴールは2位通過。マジかいな。

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タイヤもよくグリップするしそんなに怖いところはない。ただし先頭争いはしばらく経験してない。かなりキツい。4名先頭パック。得意箇所によって順位は入れ替わるけど、3周も走るとみんなコースに慣れてきたのかミスが少なく前に出られない。4位固定になってきた。3周目4位で通過。あと1周どこまで我慢できるか。前にはパワーで負けて追いつけない。ここまであくまでコツを使って戦ってきたが、コツが通用しなくなってきた。気がつけば後ろから迫ってきた選手に抜かれて6位。これ以上順位を下げたくない気持ちからか急なコーナーでインから無理して前にでて外に膨らんでしまって吹っ飛んだ。前転して自転車が上から落ちてきて、その両側を選手が通り抜けていく。あちゃー。1秒稼ぐはずが30秒失った。シフトレバーも曲がって修正してるうちに変速もおかしくなった。抜かれていく選手についていくのがやっとでなんとかゴールしたら11位。いつもと変わらない結果だった。

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もったいなかったけど、ま、こんなもんか。抜いていく選手みんなすごく速く感じた。怪我も擦りむいただけですんでよかったし、自転車のレバーもネクストステージでみてもらってすぐなおった。3周くらいは前の方で走れたし、ちょっと昇格を意識できたしいいかな。美山とかくろんどのようなコースだとそこそこ頑張れるのであとは三段池公園が復活するのを期待しよう。

レース動画。

前半10分までくらいのオレンジジャージが私です。6位くらいかな。専属カメラマンのようにピッタリマークされてます。

https://youtu.be/ajhUe-cZZeI

ちなみに今回行きは新祝園から自走で、帰りは交野経由で嵐山まで自走で帰ったがどっちも舗装だけどかなり峠コースだった。ルート選び大失敗した。

 

第3戦ジャパンマスターズゲーム・湯船

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湯船でのMTBレース。

来年開催されるマスターズゲームのプレマッチ3戦目(計4戦)。

ただし来年のマスターズゲームは延期になって、再来年に開催予定。なので来年にもう一回プレマッチが4戦ある。

レース結果は年代別6位。

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世界中から参加者が集まる年代別スポーツイベント、マスターズゲームに参加するため久しぶりに復活したMTBレース、最初ダメダメだったけど2戦目9位、3戦目6位と少しずつ順位が上がってきた。

ただここから前のみんなはすごく速いし、これ以上は順位をあげられる気がしない。

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スタートは男子各カテゴリー混走。

シクロクロスだとスタートでがんばって少しでも前に出て走るようにするけど、MTBでなおかつカテゴリー混走だと前に行くと速い人に後ろから突かれて怖いので、最初はペースを上げずまったり行く。そうすると山の中で大渋滞が発生して前に行けない。難しいところだけど今のレベルではこれくらいなのかな。

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午前に信太山シクロクロスで優勝して、湯船に来て試走もせずに走ってバテていたLJさんを追い越したけど、追い越したら復活して追い越された。このあと331くんも吸収して3人でマッチレース。3人とも年代別カテゴリーが違うので激しくも楽しく走れた。

フルサスバイクの性能が高いので激しい登りと下りは速く、緩斜面だとパワーのある選手に追い抜かれる。山で追いついて、平地で離されるの繰り返しだった。

ともかく登りが多く激しいので自転車も人間も軽い方が有利。もう少しどちらも軽量化が必要だわ。

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そんなこと思いながらもレース終わったら帰りは天下一品でホルモン焼き定食ラーメンこってりを食べるのであった。

ここ朝宮の天下一品が天下一品で一番好き。ここはお昼休みがある店舗なので要注意です。

 

 

関西シクロクロス美山

泥対策をして臨んだ一戦。

雨が多少降って路面は滑りやすい。

ただ泥泥ではない。

やや滑る程度。(この後雨がザザ降りになって午後のレースは阿鼻叫喚の泥地獄絵図となる)

それでもテクニカルなのでマウンテンバイカーの私には有利なコース。

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普段は試走あんまりしないけど楽しいので何周も回ってた。

目標はシングルリザルトと駒ちゃんに勝つこと。

ただコースが狭いのでスタートでできるだけ前に出たい。

ドン!

自分の前の選手がモタモタしてスタートできない。

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一番右端。

駒ちゃんロケットスタート

うまいなー。

私は集団に左に押されて前に出れない。
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あっという間に最後尾あたりまで下がってしまう。

下の芝コースと上の山コースがあるが芝コースはコース幅が広いようで実は抜きどころが少ない。山に入るまでみんな元気なので焦っても全然前に行けず。

山の中で数人ずつ抜いていく。

一周目終わって20番くらいか。

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ぶらいあん独走!とか声かけられてたけど本当に一人で走ってないか?

ともかく必死に前を追いかけてる。
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元祖オレンジマンさん。

駒ちゃんは一周目なんと先頭。

自分にちょうどいいくらいのテクニカルさなのでほとんど抜かれることなく、一人ずつ抜いていく。

最終周回に駒ちゃんが見えたけど追いつけず。

もうちょっとだっただけに非常にとても悔しい。

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珍しくゴールで悔しかった。

ま、悔しくても終わったらすぐ忘れて、特に練習がんばったりもしないんだけど。

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結果10位。

まあまあいいんだけどスタートがよければもっと前走れたなー。ここくらいなんだわ、得意コース。

次の信太山は欠席して次はくろんど池でがんばります。

出場レース数が少ないのでなかなか前でスタートできないのがツラいところ。

 

この日はその後前述したように雨が降って大変なレースになった。

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応援に夢中になってピットサポート忘れてたわ。

ごめんなさい。

 

シクロクロスマッド対策

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シクロクロスのぬかるんだ路面(マッド)対策です。

次の美山と年末のくろんど池は山を使ったコースなので泥が手強いです。

かっては福知山三段池公園というアップダウンの激しいコースがあったのですが今は無くなったので、この二つのコースが山を利用したマウンテンバイカーにとって有利なコースでもあります。

まずタイヤをマッド用に交換。

ノブが高いので土でのグリップがよくなります。滑りにくくなり、ぬかるんでいても推進力がアップします。滑るのは滑ります。

逆に乾いた路面はコギが重いです。

自転車は変更なし。ディスクブレーキ仕様です。

雨でも泥でもブレーキが効きます。ブレーキが効いてタイヤが前後ロックしてからは滑りますが、カンチブレーキより100倍コントローラブルです。

寒くても軽いタッチなのでブレーキをかける指も疲れないです。

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泥路面でのディスクブレーキの優位さはブレーキ性能以上に泥の詰まりにくさにあります。

タイヤとフレームの隙間の広さが大事で、ここにブレーキがあるカンチブレーキは泥がモリモリ溜まります。

泥が溜まるとタイヤが回転しなくなり、コギが重くなります。しんどさ1.5倍です。

美山は特に泥が重くフレームにまとわりつくので、ディスクブレーキは有利ですが、最近ディスクブレーキ付きの自転車が増えたので特に優位性はありません。カンチが不利なだけです。

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シューズはメッシュが少ないものを選びます。

中学の野球部みたいな合皮の靴。

長く使っていてボロいですがマッド路面用に使ってます。

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スパイクピンが減っていてネジがはずせません。

金属ヤスリでネジに傷をつけて、プライヤーで挟んではずしました。

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新しいスパイクはめっちゃ出っ歯なので舗装路を歩くとかちゃかちゃうるさいです。

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さらに水の侵入を減らすためにダクトテープで養生しました。

今回のマッド対策は以上です。

 

関西シクロクロス・マイアミ

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ここ、フロリダのマイアミと違いますよ。

琵琶湖のマイアミです。

朝めちゃくちゃ寒かったんですけど、9時過ぎにはポカポカして、もうなんちゃってマイアミです。

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マイアミはなんてったって砂。

砂、砂。

関西シクロクロスの老舗コース。

登りは無い。ただ砂があるだけ。

マイアミ対策でランを強化してましたが、走ってすぐわかります。

砂のランは付け焼き刃とか、にわかランナーには通用しない。

自転車降りたらすぐにエネルギーがエンプティになります。ランで遅れるけど、熟練の自転車の乗り降りのタイミングでカバーしてなんとか15位でゴール。

実力から言うと上出来でした。

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25番スタートだったので10人抜きました。

前回8位でしたが、レース参加数が少ないのでなかなか前からスタートできません。

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シケテルズTシャツも完成してました。

かわいいです。

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今年はコロナでしじみ汁がなかったんですけど、

S井さんのあら汁がおいしかったです。

 

 

 

関西シクロクロスマキノ

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ヨーコさんと輪行で。

マキノ駅からマキノスキー場までは自走。20分くらいかな。

天気しけてる。

冷たい雨。

降らないと思っていても降るのがマキノ。

メタセコイヤ並木を抜けて行く。

メタセコイヤってセコいボスキャラみたいな名前だな。

雨なので試走もほどほどに。

自転車をさっと洗って受付の建物の軒下でレースまで待機。

それほど寒くないのが救い。

今シーズン2試合目。

前回しょぼい成績だったので残留ポイント獲得のため仕事を休ませてもらって参加。

マキノは家から遠いし、コースは登りと下りしか無いし、下りはすごいスピードが出るし、階段から落っこちるようなフライオーバーがおっかないし、気乗りしないコースナンバーワンだけど、とりあえず少しでもポイントを稼ぎたい。

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ゼッケン33。

といっても最後列スタート。

スタートから少しずつ順位をあげて、途中15位くらいだったのでがんばってシングルリザルトと思ってもうひと踏みがんばった。

コマちゃんにリザルト負けるといばられるしね。

グリップの悪いドライタイヤを前後輪滑らせながら下る。早めにタイヤが滑り始めていると突然滑るよりは怖くないことがわかった。
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8位。

自分比すごくいい。

けっこううれしい。

でもレース中4位までは見えてたんだなー。もう少しがんばれたかなー。

たまたま悪条件で成績が良かっただけでドライだとまるでダメ。CM1が見えるほど強いわけでは無いな。

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自分のレースの後はお天気になってきたのでマスクしてひっそりとレース観戦して友達の車に便乗させてもらって帰宅。

 

 

 

 

 

自転車無し!御在所岳ハイキング。

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今回は珍しく自転車無しで山へ。

秋の人気スポット、御在所岳までハイキング。

近鉄3000円乗り放題切符が期間限定で発行されているのでそれを使って三重県湯の山温泉まで。

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計画案。

京都駅から4時間もかかるので新幹線で熊本行くのと時間的に変わらない。三日どれだけ乗っても3000円なのは安いけど(ただし特急料金は別)。

冷静に考えると人数がまとまれば車で行った方が速いし安かった。

それでも電車で行くのも楽しいことは多い。予定が狂った時に次に乗るべき電車は何がいいか検討したり(今回大和西大寺〜京都間で事故が発生して一時不通になった)、乗り換え時に急いで売店やトイレに行ったり、乗り換えのホームが遠いわりに時間が短くて必死に走ったりと、ハプニングも後からじわじわ楽しい。

実際この企画は近鉄の切符が発売されるというので考えた遊びなので出かける契機にはなったのは確かだ。

近鉄湯の山温泉駅からロープウェイ駅まではバスで移動。360円。15分ほどかな。

参加者は京都駅、大和八木駅、ロープウェイ駅とで徐々に合流して最終的には9名と犬一匹で登山開始。

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湯の山温泉ロープウェイ駅のモンベルショップはここだけのオリジナル商品がいろいろあってお土産にいい。お土産以外にも山登りの前に不足しているものを補充したり、下山後は次の登山のためのものを買ったりできるのは便利。

御在所岳ピークまでは多くのルートがあるが今回は中道コースを使用。ロープウェイ駅から登山口まで初めてだと迷うかも。舗装路の方が山道よりわかりにくいのは登山あるある。
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登山口までの紅葉がきれい。

登山口から入るといきなり険しい山道。

この山、最初から山頂までほとんど険しい。ハイカーが多いのと、分岐がわかりやすいので初心者でも気軽に行けるけれど、簡単ではない。
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岩場が多いので両手両足で登っていく。
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ロープウェイだとすぐのところをえっちらおっちら登っていく。

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天気がいいと暑いかもと想像していたが想像以上に暑い。

半袖半ズボンで登れるくらい暑い。

薄手の長袖Tシャツ一枚で汗だく。

寒い時期の登山は汗をかかないようにすることが大事だけど暑すぎて汗ダクダク。

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読めなかった。

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正解はおばれ岩。

おっきな石がゴロゴロ。
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こんなところ登るのは無理だと思ったら、違うコースだった。
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ハシゴとか鎖があるけれど、そんなに怖くはないと思う。私は極度の高所恐怖症だけど今回大丈夫だった。

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ただこんなとこは無理だったので手前から写真撮っただけ。
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こんなとこも無理。

遊びながら登って800mアップ。3時間でした。

簡単では無いけれど慎重に進めば難しすぎることは無い。退屈しない楽しい行程だった。

ただ登るだけなら2時間くらいでも行けそうだけど、いろいろ面白いので写真撮ったりしてると3時間くらいかかるかな。

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残念ながら山頂はガスっていて景観が悪い。

谷から風が吹き上がっていてちょっと寒い。

山頂ロープウェイ駅でカツカレー。

カレー食べたかったけど食べたら下り終えるまで胸焼けした。
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今度からはあっさりしたものにしよう。

当初行きは登山で帰りはロープウェイからの景色を楽しもうと思っていたが、帰りのロープウェイに100人以上並んでいて待ってると2時間以上かかりそうなので歩いて降りることにした。秋にロープウェイ利用するのは相当待つことを覚悟したほうがいい。

帰りは裏道登山コースを選択。行きの中道登山コースより激しくないとの評判でしたが、なかなかハード。

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鎖場やハシゴなどはほとんどないけど、終始岩がゴロゴロ。

帰りは疲れて写真が全然ない。

3分の2くらい下った時点で両脚の内股が痙攣してきた。疲労よりも足攣りが先にきてしまった。普段山に登ることは多いけど下りはほとんど自転車に乗ってるので徒歩での下りに非常に弱い。なめてたのでアミノバイタルなどの補給も持ってなくて、森永ラムネを食べてストレッチしてなんとか下山。

帰りは途中電車の不通などあったけれど、復旧して、代替電車の本数も多く、21時くらいには京都駅に到着。

交通費以外には費用もほとんどかからないし、京都からも日帰りで行けるのでオススメです。