今回は珍しく自転車無しで山へ。
秋の人気スポット、御在所岳までハイキング。
近鉄3000円乗り放題切符が期間限定で発行されているのでそれを使って三重県の湯の山温泉まで。
計画案。
京都駅から4時間もかかるので新幹線で熊本行くのと時間的に変わらない。三日どれだけ乗っても3000円なのは安いけど(ただし特急料金は別)。
冷静に考えると人数がまとまれば車で行った方が速いし安かった。
それでも電車で行くのも楽しいことは多い。予定が狂った時に次に乗るべき電車は何がいいか検討したり(今回大和西大寺〜京都間で事故が発生して一時不通になった)、乗り換え時に急いで売店やトイレに行ったり、乗り換えのホームが遠いわりに時間が短くて必死に走ったりと、ハプニングも後からじわじわ楽しい。
実際この企画は近鉄の切符が発売されるというので考えた遊びなので出かける契機にはなったのは確かだ。
近鉄湯の山温泉駅からロープウェイ駅まではバスで移動。360円。15分ほどかな。
参加者は京都駅、大和八木駅、ロープウェイ駅とで徐々に合流して最終的には9名と犬一匹で登山開始。
湯の山温泉ロープウェイ駅のモンベルショップはここだけのオリジナル商品がいろいろあってお土産にいい。お土産以外にも山登りの前に不足しているものを補充したり、下山後は次の登山のためのものを買ったりできるのは便利。
御在所岳ピークまでは多くのルートがあるが今回は中道コースを使用。ロープウェイ駅から登山口まで初めてだと迷うかも。舗装路の方が山道よりわかりにくいのは登山あるある。
登山口までの紅葉がきれい。
登山口から入るといきなり険しい山道。
この山、最初から山頂までほとんど険しい。ハイカーが多いのと、分岐がわかりやすいので初心者でも気軽に行けるけれど、簡単ではない。
岩場が多いので両手両足で登っていく。
ロープウェイだとすぐのところをえっちらおっちら登っていく。
天気がいいと暑いかもと想像していたが想像以上に暑い。
半袖半ズボンで登れるくらい暑い。
薄手の長袖Tシャツ一枚で汗だく。
寒い時期の登山は汗をかかないようにすることが大事だけど暑すぎて汗ダクダク。
読めなかった。
正解はおばれ岩。
おっきな石がゴロゴロ。
こんなところ登るのは無理だと思ったら、違うコースだった。
ハシゴとか鎖があるけれど、そんなに怖くはないと思う。私は極度の高所恐怖症だけど今回大丈夫だった。
ただこんなとこは無理だったので手前から写真撮っただけ。
こんなとこも無理。
遊びながら登って800mアップ。3時間でした。
簡単では無いけれど慎重に進めば難しすぎることは無い。退屈しない楽しい行程だった。
ただ登るだけなら2時間くらいでも行けそうだけど、いろいろ面白いので写真撮ったりしてると3時間くらいかかるかな。
残念ながら山頂はガスっていて景観が悪い。
谷から風が吹き上がっていてちょっと寒い。
山頂ロープウェイ駅でカツカレー。
カレー食べたかったけど食べたら下り終えるまで胸焼けした。
今度からはあっさりしたものにしよう。
当初行きは登山で帰りはロープウェイからの景色を楽しもうと思っていたが、帰りのロープウェイに100人以上並んでいて待ってると2時間以上かかりそうなので歩いて降りることにした。秋にロープウェイ利用するのは相当待つことを覚悟したほうがいい。
帰りは裏道登山コースを選択。行きの中道登山コースより激しくないとの評判でしたが、なかなかハード。
鎖場やハシゴなどはほとんどないけど、終始岩がゴロゴロ。
帰りは疲れて写真が全然ない。
3分の2くらい下った時点で両脚の内股が痙攣してきた。疲労よりも足攣りが先にきてしまった。普段山に登ることは多いけど下りはほとんど自転車に乗ってるので徒歩での下りに非常に弱い。なめてたのでアミノバイタルなどの補給も持ってなくて、森永ラムネを食べてストレッチしてなんとか下山。
帰りは途中電車の不通などあったけれど、復旧して、代替電車の本数も多く、21時くらいには京都駅に到着。
交通費以外には費用もほとんどかからないし、京都からも日帰りで行けるのでオススメです。