3月13日から始めたブルベ。
約1ヶ月で200km、300km、600km、3枚のメダルをゲット。金色に光ってるのが今回の600kmメダル。
同一年に400kmを完走し、メダルを受け取れば、さらにSR(シュペールランドヌール)という称号のメダルを購入する権利が得られるんだけど、
今は膝とお尻が痛いのでしばらく休みます。
600kmはいろいろ反省が多い。
まず今まで最高で300kmしか走ったことが無いのにいきなり600kmは無理があった。400kmを先に走ればもう少し楽だったかも。
とりあえず雨と機材トラブルに関しては対処できた。パンクもなかった。
今回リムブレーキで参加したけど次に雨の場合はできれば泥除けつけたディスクブレーキの自転車を選択するかな。
着替えなどの持ち物は多過ぎた。
ただ途中でトラブルがあって輪行して戻る可能性を考えると、持っていってよかったかもしれない。雨がやんでからも立ち止まると身体がぐんぐん冷えるほど寒い二日間だったから。経験豊富な人ほど荷物は少ない。
サドルとレーパンとシャモアクリーム。
今までサドルと相性が悪いと感じてなかったが、600km走ると座れないほどお尻が痛くなった。
普段レーパンを履かずに走ることが多く、今回もはいてなかったが、次回は履くかも。少しでもお尻のダメージを減らしたい。
あと100kmごとにコンビニで休んで、トイレで股間をタオルできれいにして、摩擦防止クリームなどを塗るとダメージは少ないように思う。私も持っていたのに疲れてくると丁寧に対処できなかった。
あと制限時間内完走だけを目指すなら休憩をもっととって、身体をリセットするように心がければ楽に走れそう。次に出るなら途中お風呂屋さんでさっぱり身体をきれいにして少し仮眠して走ることにする。
レポート。
一週間前に急に天気予報が雨に変わって、急遽雨具を準備して臨んだ600kmブルベ。
雨具のレポートはまた別の機会に書きます。
嵐山からは阪急の方が安いんだけど、阪急は乗り換えが多くて自転車を持って移動するのが大変なのでJRで移動。値段倍くらいするけど。
神戸0時。
今回は自転車を組み立てたままフェリーに乗り込む。その方が翌朝高松着いてすぐに移動できるので。
その分自転車持ち込み料金が発生するのと、乗船するのが後回しになる。朝時間に余裕があるなら自転車バラして乗る方がいいかな。
BRM417近畿600高松の申込は41名で出走は21名。完走17名。
天気予報が初日一日中雨なのでやめた人が多かった。
普通に雨降り。
雨なのにみんな速い。
練習か!っていうほど普通に速いので着いて行かない。
最初のPCの展望台は雨と霧で何も見えず。
通過した証拠写真。
香川から徳島、高知へ抜ける大きな峠を越える。
雨の峠の下りは非常に恐ろしい。
祖谷のかづら橋とかも観てみたいけど先が長いので寄り道するのを我慢してルート通りに進む。
楽しみにしていたひばり食堂。
カツ丼が食べたかったけど開店までまだ40分あったので待たずに通過。
ちなみに帰りは開店の10分前に通りかかったが既に30名近く並んでいたので食べるのを我慢した。
日本一の大杉も気になったけどパス。
初めての600kmなので気持ちに余裕が無い。
道の駅大杉で生姜焼きを食べる。
猪肉なのか、肉が固い。
高松から100キロくらいで徳島、高知市に入るがそこから200kmは延々と高知県。往復で400kmが高知県。
高知って高知市過ぎるとすごい田舎で下手したら2時間以上コンビニが無い。
190kmで雨上がる。
山が深い。
コンビニで休憩している時にたまにこのブルベの参加者と会う。
土佐
ヘビか?
目指していたPCのコンビニと思って入ったら違うかった。かなりショック。
店員さんに聞くと、すぐ近くですよ。あと10kmくらい先ですって言われて凹む。10kmってすぐ近くなのか。
暴風の足摺岬。
折り返し地点。
看板と自転車の写真を撮ってくるように指令されていたが写真撮っている時に風で自転車が倒れた。リアメカ壊れなくてよかった。
道が悪く、野生動物が多い。
たぬきがぶつかってきそうになるし、リスもチラホラ。
真っ暗で眠いと幻影のようなものが見えてくる。
光を感じてチェーンの音がしたので誰か追いついて来たと思って振り返って見ても何もなかったり。けっこうやばい時間帯だった。
足摺岬の手前で折り返してきた先頭の三船さんとすれ違う。
間隔は約30キロ。時間でいうと2時間か。
300kmで2時間差が600kmのゴールタイムが9時間差。私は行きが16時間、帰りが20時間50分もかかってしまった。長くなればなるほど経験と実力が必要だ。
結局一睡もせず走ったが、日が暮れてから朝まで非常に眠かった。
夜間は風が強いし、寒いし、暗いし、眠いし、店も無い。
一週間くらいカフェインをやめていたので缶コーヒーで一時的に目が覚める。
また眠くなって次はコーラでも一時的に目が覚めた。
そのあとのモンエナでは個人的には目が覚めず、量が多いので苦しくなった。
伊右衛門のお茶も一時的に目が覚めた。
誰もいない道では歌を歌って走った。
飴も舐めていると目が覚めた。ただ無闇に口にすると胃が痛くなってきた。
帰路の四万十も深夜で開いてる店がほとんどない。
すき家があったので牛丼。
食べるのもしんどい。
生卵2個入れて流し込んだがなんか気持ち悪い。
ちょとちょこ補給しすぎているのか、お腹が受け付けなくなってきた。
平均スピードがどんどん下がっていく。
平均スピードが15kmまでなら完走。それ以下になると完走しても完走認定にならない。
高知は路面電車多い。レールの隙間にはまらないように気をつける。
はりまや橋ってこの赤い橋なのか?
立ち止まって確認する元気がなくなっている。
400kmすぎてから膝、股擦れ、お尻の痛さがひどくて、やめたくなってきた。
ただやめるにしよ高松まで帰る必要があるのでダラダラ乗って帰ることにした。
最後のPCで写真撮影。あとは帰れば完走。
500km過ぎてからの登坂車線はキツい。
膝が痛いのでキツいところは降りて自転車を押した。
往路ではなんとも思わなかった峠だが復路は下りがすごく怖い。左側が崖の峠の下りは恐ろしい。曲がれずに落っこちたら死ぬ。雨降ってなくてよかった。
香川に入ってもう写真を撮る余裕も無い。
36時間50分で終了。
そんなに飛ばして走って無いので筋肉痛や足攣りはなかったが膝痛と股擦れがひどい。それが無ければ4時過ぎのフェリーに間に合ったな。
完走審査会場。
香川にまで来てうどん食べる余裕なかったのでフェリーで食べた。
にゃんこうどん食べたかったけど寒いので汁ありのかやくうどんにした。
雨190km。このBB下に泥が詰まってリアメカが変速しなくなった。
オイルは持っててよかった。
雨ブルベには絶対必要。
チェーンに2回。BB下にも一回。前後変速機にも一回オイルをさした。
キャットアイの暗くなると自動で点滅するタイプとスイッチを入れると暗くなくても点灯するタイプ。ブルベでは常時点灯推奨なので片方を常時点灯して、夜間や昼間でもトンネルなど暗くなるともう一つを自動点滅させていた。
紛失を懸念していたテールランプは2日目の朝なくなっていた。
チェーンが伸びた。
基本はこのキューシートで道を確認して進む。
今回は親切に交差点のコマ図もついていた。
振り返ると、わかりにくい、間違いやすい分岐では先を急がずにキューシートとコマ図で確認すれば道間違えを防げる。実際はせっかちに先を急いで間違えたまま走ったりした。長ければ長いほど雑に処理しないことが重要だ。
今回やたらとオフコース表示になったGARMIN520J。小田和正か!
自分の設定が悪いのかこのGARMINの精度が悪いのか、ほとんどナビが機能していない。理由はよくわからないが次に長いブルベを走るなら新しいGARMINを買う。