朝焼けの中で

ぶらいあんの自転車日誌

モンベルピークドライシェル

ブルベ高松600kmの前半190kmが雨。今回そこで使用したレインウエアがモンベルピークドライシェル。ゴアテックス社のシェイクドライという素材を使用したジャケット。そのインプレッション。

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ブルベ1週間前に急に天気予報が晴れから雨に変わり、急遽高性能なレインウエアが必要となった。数時間の雨ならそこそこのレインウエアで誤魔化すのだけど、雨の中を延々と寝ずに600km走ること考えると確かな物じゃないと風邪をひく。

Raphaのシェイクドライジャケットも37000円でそんなに価格差が無いので欲しかったが通販だと間に合わず、大阪まで買いに行く時間が無くて諦めた。なので京都駅のモンベルショップでシェイクドライ2種類から試着して決めた。

自転車用と登山用。

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色はタイヤのチューブみたいなのしかない。

自転車用の方が背中が長くリフレクターもついていて自転車に乗ることを考えると使いやすい気がしていたが試着してフィット感のルーズな登山用にした。その理由はMサイズで下にパタゴニアのパフジャケットを着ても動きやすかったこと。大きすぎず、タイトすぎない。ちなみに177cm70kg。

自転車用のシェイクドライはフードが外せるので便利。自転車に乗る時のフードって風の抵抗を受けやすいのが嫌なところ。ただ今回ブルベということもありそれほど高速走行しないので問題なかった。

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実際雨の中をずっと着た感想は、防水性能は完璧に近い。雨を弾いて生地に浸透してこない。風で水玉が飛んでいく。ジャケットはずっと軽いまま。サラサラしてインナーにまとわりついてこない。中はファイントラックのアンダー、パタゴニアのキャプリーンロングTシャツ、アウターのモンベルピークドライの3枚だけでずっと走ったけど昼も夜も寒くもなく暑くもなかった。激しい登りで急に強度上げると内側から蒸れる感じはするが強度を上げなければ問題なし。ジャケットの生地もしなやかで、軽いウインドブレーカーくらいの重さなので、もし脱いでもそれほど邪魔にならないので雨の可能性があれば今後も必ず持つジャケットだ。ただ超軽量のウインドブレーカーよりは少しかさばるのと、ファスナーが止水ジッパーなので開閉が固い。自転車に乗りながら片手だと開け閉めしにくい。なので開ける時は襟あたりを口でくわえてファスナーを下に下げていた。閉める時は両手ばなしで左手で下を抑えて右手であげる。自転車乗車しながらだと少し怖い。

予算に問題なければ買って損はない一着。ただ暑い日だと色が黒なのですごく暑く感じる。そういう時は脱げばいい。

ちなみにレインパンツは1マン円程度のシャラシャラならない非ゴア商品を選択したがどうせなら2マンくらい出して最高ランクの物を買えばよかった。寒くは感じなかったがずっと雨に打たれていると素材がじとっとした感じで重く感じるのだ。あとレインパンツの中が蒸れたのか股擦れができた。こまめに休憩して股間はドライにする必要があった。

手袋は袖口が絞れる防寒ウインターテムレスを使用。レインジャケットの袖口を閉めてなかったので腕から水が侵入してしまった。これは少し不注意だったので次は袖口対策をしっかりすればこのテムレスで問題ないと思う。新製品テムレスアドバンスも購入して試してみたい。寒い時期でなければ手袋は濡れても問題ないけど。

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バッテリーや着替えはモンベルの防水パック入れておいて助かった。私アピデュラのサドルバッグは防水タイプじゃないので入れて無かった手袋などはびしょ濡れだった。