朝焼けの中で

ぶらいあんの自転車日誌

おにゅう峠サイクリング

紅葉のおにゅう峠。

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滋賀と福井の県境だけど京都からも近い。実質京都。

先に言っておくと秋のおにゅう峠は行った方がいい。めちゃくちゃきれい。

京都から自転車で行ったらタダだし。片道60kmくらいだし。

紅葉の目安は京都市内より半月くらい早めかな。
11/1(日)、MTBレースの翌日。

本当ならこの日もシクロクロスレースなのだが、連日レースを走る自信がなかったので申し込んでいなかった。MTBレースはそれほど長い時間でもなかったのでシクロクロスレースも走れたなーと思いながら、回復走を兼ねて一人おにゅう峠の紅葉を観に行くことにする。なにもしないで一人で家にいてもモヤモヤするし。気軽に人を誘うにはややハードだし、ハードに走れる友達はみんなレースに行ってしまっているし。

早朝に行けば雲海も観れると思い、4時過ぎに出発する。寒いのでトイレが近い。寒いのでコンビニでコーヒーも飲んだし。寒い日のロングライドにコーヒーだめかも。

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旧朝市会場。準備中。

新会場ができるまで毎週日曜の朝によく遊びに来てたなー。地域の野菜とか買うのは楽しいんだけど最近ココでは家から近すぎて(往復40kmくらいかな)満足できなくなってしまった。

大原を越えるとコンビニが無い。トイレは久多にもあるけどとりあえず最終トイレを済ませて花折へ。花折のピークで夜明けだ。おにゅう峠で雲海見るには2時には家を出ないと無理か。

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ガーミンのナビ表示がずっとオフコースになっていた。地図上を走っているのにオフコースなのはおかしいと思ったら設定したコースのスタートとゴールを逆にしてた。

道は簡単だしナビが無くても問題ないけどガーミンがピーピーと道を間違えてると伝えてくるのがウザい。

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花折からの下りはいつも爽快。

でも風が冷たい。

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久多まで下ってこの看板を左折。
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このあたりから紅葉がきれい。
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他より紅葉がキレイということは温度が低く非常に寒いってこと。足先が長い下りで冷え切って感覚がなくなってきている。なんとかしようと靴を脱いで、ゴミ捨て用に持っていたレジ袋とポケットティッシュを入れていたジップロックを左右の靴下の上から履いて、その上から靴をはいた。普段なら蒸れそうだけどこれでほんの少しマシになった。

久多からおにゅう峠まで地図ではすぐだけどかなり登る。うちの近所で言えば愛宕の谷山林道くらいある。800mオーバー。よく言えばヒルクライムレースの練習に最適。

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熊の方が人より多いかもしれないエリアに進入。
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看板を見落とさなければだいじょうぶ。
あと少しだけど長い。

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すごくしんどいけどキレイ。

登りの途中、蜂の大群が襲ってきたような激しい羽音がして思わず止まって身体を小さくした。よく見るとドローンが2台上空で撮影していた。友達がこの前蜂に襲われた話を聞いていたので心臓止まりそうだった。


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おにゅう峠到着。

家から4時間くらい。

車だったら2時間か。

もちろん車で来ても自転車で来ても見える景色は変わらないし、ネットにある情報や風景の方がキレイなことが多い。それでも苦労してきただけのことがリアルの世界にはあるし、なんか苦労した甲斐あって感動してしまう。なんでも苦労せずに簡単にクリアできると面白くないのかもしれない。

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福井側。

こっちの方が紅葉が遅い。

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山頂付近の気持ちいい林。

ここマウンテンバイクで走ったら気持ちいいだろうなー。

福井側、小浜市へ下る。

京都側は車が多かったけど福井側はほとんど車がなかった。

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おにゅう峠のおにゅうって本気でお乳と思ってたけど違うみたい。
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下ったら小浜まですぐ。

京都から朽木経由で行くのとそう距離は変わらない。

ただし時間は2時間ほど余分にかかるし、しんどいし、寒い。

小浜は暑かった。

着ていたウインドブレーカーとかアームウォーマーとか全部はずす。

小浜の市場。
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イカー!

うまそー!
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すごく活気がある。

イカとか干物がすごく美味しそう。

買い物したいけど魚介は自転車ではちょっと持って帰れない。

市場内の食堂、五右衛門でごはん。

早朝から開いてる貴重なお店。
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迷う。迷いすぎる。

混んでて15分くらい待った。

並んでる間何食べるかずっと迷ってたけど
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刺身定食にした。

定食はごはんおかわり可にひかれたのかも。

山盛りごはん二杯食べておなかいっぱい。

大満足。

これだけで帰り補給する必要なく京都まで戻れた。

11時前に小浜出発。

風は強烈なアゲインスト。

登りより嫌いな逆風だ。

3時には岡崎の美術館に行くと約束してたので頑張ってこぐ。普段なら余裕だけど逆風と疲れでけっこうつらい

 

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いつもの水坂峠。

どおってことないけどここは通りたい峠。静かだし近道だし。


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花折の登り、あと少しかなと思ってガーミンの地図を見た。

実はとんがってる部分はトンネルで登らなくてよかった。ホッとした。

途中峠で2時。

そこから下りを全力で京都まで。f:id:moorie:20201102193231j:image

岡崎の京都市美術館別館に無事到着。

私学展。

美術館の私学展最終日だったのでかなり焦っていた。めっちゃ疲れた。

長男の絵が展示されてるのだ。

幼稚園時代は日図デザインとか京都市表彰とかいくつも賞をもらったけど、それからは全く選ばれてなかった。
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学校で選ばれた自画像。

自画像って本人のこと知らなければ上手かどうかわかりにくい代物。

それはそうとして自画像の背景の鹿と風鈴はなんなのか?他の人の絵を見るかぎり、鹿とか風鈴とか指定されてなさそうだけど。

顔は似ていていい雰囲気だったけどナゾが残った。

結局自転車は170km。

最後とばしたからか、レース翌日だからか、おにゅう峠があったからか、ともかくへとへと。ブルベで200kmとか300kmとか二日で600kmとか走る人尊敬します。

おしまい。

シクロクロスレースも1試合3000円でシーズン10試合も出ると30000円になるので間引いてもいいかと思ったけど、休みの日に3000円使わないで家にじっとしてることなくて、結局それ以上使うのが常なので今度から予定がなければレースには行くことにしよう。