朝焼けの中で

ぶらいあんの自転車日誌

セロッタ組み換え

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まともに走るロードが手元になかったので、セロッタを整備した。約15年前のフレーム。

新しいカーボンフレームのロードレーサーを手に入れることも考えたけれど、いきなり新車の自転車がうちの中にあるのは、見ず知らずの人が家に上がり込んできたような緊張感がある。所有するのにいちいち許可を得たり、お金の出所を説明するのも面倒だし、最新のカーボンフレームに特に乗りたいわけでもないので、以前乗っていた自転車のパーツを入れ替えることにした。レストアというよりブラッシュアップ。それだとちょっと自転車が綺麗になっても、あれ?髪型変えた??くらいの違和感である。特に波風も立たない。

コンポは10速のスラムフォースから11速のスラムフォースへ。今や電動シフターや無線変速、油圧ブレーキに12速も出てきているのに、11速のワイヤー変速にした。時代から周回遅れの更新である。カンパのコーラスあたりで組みたかったけれど、たまたまスラムフォースが安く売っていたのでそれにした。特にこだわりはなし。スラムが初めてロード用に作ったフォースから交換したけれど、変速の感じはほとんど変わっていない。あいかわらずDi2の10倍くらい重い変速フィール。ギアを変えるたびにバキバキうるさいのもクラッシックカーみたいで楽しい。

アメリカンフレームなのでアメリカンなパーツでまとめるならZIPPのホイールの方がよかったけど、カーボンホイールは雑に扱えないのでアルミのニュートロンにした。

バーテープは今流行りのスパカズ。地味にしたかったので無地の黒にしたけどそれでもけっこう派手。あとけっこうぶ厚いのでハンドルが太くなる。

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フロントディレイラーに純正のチェーンウオッチャーがついていて、これが微調整ができて優秀。

シマノのBBを持っていたので最初それを使用したが、それでは非ドライブ側のクランクのガタが取れない。調べるとBBにサードパーティーのアダプターを入れるかスラム用のBBが必要らしい。急遽自転車店いくつかに電話してスラムのBBを買いに行く。帰宅後早速付け替えたらガタがなくなった。当たり前か。