朝焼けの中で

ぶらいあんの自転車日誌

関西シクロクロス第四戦 美山 向山

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前日の京都府年代別選手権とは違って公式なシリーズ戦。私の走るC2だと勝てば日本最高カテゴリーC1に上がれるレース。前日とはメンバーも違うし殺気が違う。選手はほぼ全員が年下。下は現役大学生。30歳以上違う。車だと同じエランでも1965年式と1996年式でかなり違う。旧車で勝つのは至難の技だ。

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1965だとクラッシックカーっぽい。楽しそうだけど絶対スピードは遅そうである。

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1996だと現代車だ。これに勝てるのか(*_*)


コースは前日と同じ。路面コンディションはよく、ぬかるみは無い。コースが荒れるほど得意なので優位性はなくなった。あとは前日レースで走っているのが吉とでるか凶とでるかだ。
シード権を持ってないのでスタート位置が悪い。35番手。
このコースは狭いので圧倒的に前が有利。なのでスタートの一周で無理して借金してでも前を走る必要がある。
スタート!狭いコースにみんな猛スピードで突入。

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全然見当たらない。

わかっているけど怖い。怖いけどひるめない。チキンレースだ。山に入ってすぐ大渋滞するのはわかっている。コースの幅に対して人数が多すぎる。前の選手が減速したら追突するか減速するしかない。数人ずつしか先に進めない。ここで先に行くには減速してゆっくりコーナーを処理している選手の横を自転車を担いで走って追い抜いて行くこと。自転車で走行できるラインは一本でも走れば脇から追い抜ける。無理して息が上がるほど走って集団前方におどりでる。実力的には無理なポジションだけれど、元気なうちはがんばって順位を下げないように飛ばせるところは飛ばして、コーナーは丁寧に走る。一周目終了時で10位。上出来だ。

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ここからは慎重に残留チケット獲得に向けて走る。このまま12位くらいでレースを終えれば今シーズンの残留は一発で確定するけど、そんなに甘くない。毎周回3人づつくらいに抜かれて行く。順位を毎周回教えてくれる人があちこちにいて非常に助かる。残留ウオッチャーからすれば早過ぎても遅すぎてもドキドキしないと思うので、そういう意味では今回の残留線上のレース展開は面白かったかもしれない。
最終周回に入った時点でまだ10名くらいの貯金があったので気持ちが緩んでしまい、最終的にはいつも通りのギリギリ辺りで残留チケットげっと。

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ぶらいあんの後ろは渋滞しがち。

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マウンテンバイカーだけど、下りはかなり保守的な走り。

何としてもここで一枚切符をゲットしないと後が厳しいから。
今回は前日にレースにでてメカトラを出し尽くしたのがよかった。特に狙った一周目の走りは良すぎるくらいだった。

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セーフ残留チケットげっと!
次は二週間後マイアミの砂地獄。砂浜ランニングがあるタフなコース。自信はまったく無し。だけどがんばりどころだ。これで三枚目のチケットげっとして来期の残留決めたいなー。

京都府自転車競技選手権

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美山でシクロクロスの年代別自転車競技選手権に参加。本来土曜は仕事なので朝から少し仕事をして、10時過ぎに車で美山へ向かい、レース終了後にすぐ戻ってまた仕事。それができるのも会場が近いおかげ。

いつものシリーズ戦に比べて人数も少なくほのぼのしている。明日のシリーズ戦の方が残留がかかっていて大切ではあるけれど、いつもそっちはボロ負けなのでたまには同年代の選手と走って脚試ししたいのと、レーススピードで明日のコースの試走がしたかった。

レースはいろいろな年代の選手が混ざってのスタート。スタートはうまく行く。最初の1周は混雑を避けるためにランもうまく使っていく作戦。走って自転車に飛び乗ったらいきなりサドルの前がガクっと下がる。その拍子に転倒。ドバッと抜かれる。自転車に乗るも非常に走りにくい。

今回サドルを新しくして、締め付けが甘かったようだ。乗りにくいながらも走り続けてシケインで降り、サドルの後ろに飛び乗る。今度はサドルの前が上がる。ギッタンバッコン忙しい。それを繰り返しているとだんだん慣れてきて、いい角度にできた。あとはサドルの中央に乗るように意識して角度が変わらないように気をつける。

先頭は遠く離れてしまったけれど、何人か抜いて全体の6位まで追いついた。でも年代別は何位か不明。すぐ後ろには同時スタートした女子先頭のサキちゃんが追いついてきた。私の後ろのおじさん全てをバッサバッサと悩殺してきたようだ。最後追い上げられながらもコンマ数秒逃げ切る。

結果総合6位。年代別3位。

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賞品はネギと参加賞は小芋。

 

 

 

関西シクロクロス 第3戦 マキノ

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バッド! バッド! 恋のバッドコンディション。
昼試走が無いので早朝にマキノに到着するも、雨のため試走はパス。自転車を汚したくないのと、身体を濡らして風邪をひきたくなかったので。試合開始は午後3時20分。試走の後7時間後である。とりあえず歩いてコースチェック。
晴れ間が見える瞬間があるけれど、基本ずっと雨。それが時折激しくなる。なのでストーブのある建物の中か、車の中で時間を過ごす。L1とC1とM1の試合の一部を観て、自分のレースの準備をする。雨なので外でアップができず防寒対策に努める。体にオイルを塗って、濡れても体が冷えないアンダーを着て、ウインドブレーカーを着てからジャージを着た。このおかげでレース中凍えることはなかった。モコモコしたけど。
スタートは一番左はし。なぜか端だけ未舗装部分。列を下げて舗装の場所からのスタートを希望したが聞き入れられない。左端は10m先はコースが狭まっている。雨が強く視界も悪いので危険な予感。横の人と当たってもこけない気はするけど、スタートしてすぐ右にラインを変えると後ろの人が怒りそうな予感。
スタートしてすぐ激しい争い。びびって順位を下げる。結局びびって後ろで走っていたそのままが今回の結果になった。クロスは無理しても前に前に行かないと結果が出ない。どこでも急いでいるけど速度が出ない。速度がのらないのでずっと漕ぎ続け。それでも抜かれる一方。

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抜くのはチェーンが外れたり、メカが壊れたり、ブレーキが効かなかったり、靴の底がはがれたり、低体温症の選手だけ。屍をこえるように順位をあげるも77%。DNSとDNFが多い。残留チケット無し。がっくし。

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前後に選手がいない。。。躍動感も無し。
今回はずっと気温が低い上にレース前から強い雨、レース中は時々ひょうやアラレまで降る始末。他のカテゴリーも悪い条件だったけどC2は格別に悪かった。関西シクロクロス史上有数のバッドコンディション。このコンディションでもまともに動いていた自転車の利を活かしきれなかったのが悔やまれる。

追伸

だいぶ前のマキノって最初の直線部分舗装されてなかったっけ?左はしの溝ブタの上を選んで走ってた気がする。

関西シクロクロス第2戦紀ノ川

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関西シクロクロス第1戦じゃないわ。第1戦は中止になったりんくうで紀ノ川は第2戦。自分にとっても広島に続いて第2戦。

遠征した広島では順位パーセントは100。100%、いわゆるべべ、最下位。なにしにわざわざ新幹線に乗って遠くまで行ったのか、打ちのめされてもうシクロクロスやめたいくらいの気分だったが、選手登録もして、関西シクロクロスシリーズ10試合全戦払い込みも済んでいるので、気をとりなおして紀ノ川まで。和歌山。遠い。関西シクロクロスもエリアが広がって、地方遠征みたいだ。

普段から自転車に乗ってないわけではないけれど、調子は良くない。みんなと走ってても本気出されるとすぐちぎれる。そんななのでもう残留目指すとか言うのもおこがましく感じて、せめて100%じゃなければいいか、くらいの気持ちでレースに臨んだ。

コースはほぼフラット。ドライ。コーナーが多くオフロードのクリテリウムのよう。攻略のコツはわからないけれど、できるだけスムーズに曲がって、素早く加速するという、当たり前のことだけ考えて走る。みんな路面の固さや、デコボコに苦労していたみたいだけど、広島の100倍マシだった。その経験だけでも広島行った甲斐があった。経験から空気圧を少し低めに設定。そうすると身体へのダメージが下がり、路面のグリップも増す。下げすぎるとタイヤがグニュグニュしてエアが漏れたり、漕ぎが重くなるけれど、こういう固いデコボコ道は走りやすい。尖った石だけ気をつけて。

残留まで考えていなかったけれど、声援をうけて、順位を伝えてくれるのを聞いていると、ギリギリ残留できそうな位置で走っている。仲間うちで私一人残留切符をゲットできないと帰りの車内にブルーな空気が漂うので、必死で残留ラインギリギリの前走者にくらいつく。シケインでの飛び乗り失敗とかコース間違えなどして何度も残留基準を下回り、応援してくれているみんなをヒヤヒヤさせながらも、メカトラや足攣りの選手を何人かかわして、ゴール。ギリギリセーフ。23位62%。残留チケット一枚げっと。

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 前回のりんくうが台風で中止になったけれど、考えるとあのコースも高低差が少なく残留チケットとりやすかったかもしれない。次のマキノは路面も重く、高低差もあるので苦手。階段も高いし。あと日吉も苦手。とれるとすれば雨の美山とくろんど池くらいか。今年で選手登録して走るのは終わりにしようと思ってたけど、もうちょっとがんばるか。

 

いまさらしまなみ一人旅

旅というほどでもないほぼ日帰り旅。思いついたのが出かける数日前で、計画が練れていた訳でもなく、面白い自信もなかったので、一人で行くことにした。自転車乗りとしてまだ一度もしまなみ海道を走っていないというのも気になってたので、この機会にこっそりしまなみデビューを済ませておこうという気持ちもあった。もし面白ければまた誰かを誘って、さも自分はよく知ってるかのようにふるまって再訪問すればいい。
もともとこの日は四国には行くつもりでいて、土曜の夜神戸からフェリーで四国に渡って、早朝から走れるだけ走って、帰りはどこかから青春18切符で帰ってくるつもりでいた。フェリーと夏の青春18切符を組み合わせたなるべく出費を抑えた旅。ちなみに青春18切符を使うのも初めて。使い方をネットで調べてドキドキしていた。
本当は行ったことのない高知まで行きたかったが、移動時間だけで自転車に乗る時間がないので楽しくなさそうでやめた。自転車に乗る方が疲れるが、長時間電車移動は精神的に疲れる。次に徳島の上勝まで地ビールを飲みに行こうと計画したが、自転車にはけっこう乗れるものの、帰りの時間が厳しいのと、地ビール飲んですぐ自転車乗るのはまずいのでやめた。
そこでしまなみ海道尾道プランが急浮上。自転車は100kmほど乗れるし、尾道レッドブルホーリーライドもやってるし、友達もいる。特に深く考えず決定。一人なので気楽なものだ。
準備はシンプルに。行きに着ていく半袖半ズボンの他に、自転車ジャージの上下、グローブ、帰りのソックス、ヤッケとTシャツとパンツとタオル二枚。輪行バッグ、ワイヤー錠、パンク修理キットくらい。寝袋もマットも無し。どこでもすぐごろ寝できるのでフェリーの床にゴザだけで問題無い。リュックは背負わず、自転車に付けるバッグのみ。
行きはJRで嵯峨嵐山から三ノ宮まで約1400円。阪急だと同じ時間で約半額だけど車内が混雑して自転車が迷惑なのでJRにした。

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神戸のオシャレな時計屋さんに寄って、

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仕事終わりにオシャレ時計店員さんと一緒に中華。

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満園。

別れてフェリー乗り場へ。

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4時間しか寝られないのでお酒は軽め。
早朝5時に高松に着いて、高松駅へ移動。

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せっかくなので高松駅前でうどん。

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冷たいうどんとキノコとゆで卵の天ぷら。

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高松駅見た目は大きい。

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電車にトイレがないので緊張する。

途中停車時間の長い駅でトイレダッシュした。

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JRで伊予西条まで移動。この時点で気がついたが、しまなみ海道へ行くにはフェリーは神戸〜高松じゃなく、大阪〜東予にすべきだった。ゆっくり寝られて、陸路移動距離も少ない。
伊予西条からしまなみ海道までが約30km。車も多くけっこうしんどい。

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楽しみにしていた二軒目のうどん屋は夏季休業中だった。
しまなみ海道は約70km。

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この青い線に沿っていけばほぼ間違えない。

残り距離も1kmずつ表示してくれるのでペース配分しやすい。

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高所恐怖症なので来島付近はすごく恐ろしい。風が吹こうものならビビって足をついてしまう。景色がいいイコール恐ろしいである。

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70kmなので急げば3時間くらいだが、アップダウンが多い。あと日陰が少ないので真夏はやめたほうがいいかも。服の上から日焼けしそうなくらい暑かった。

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デコポンはまだでした。

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玉木商店のローストチキンはすごく美味しいけどビール飲めないのですごくツラい。

尾道まではノンアルで我慢。
尾道レッドブルを見たかったので島巡りは特にせず、最短で尾道まで。

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尾道で友達と合流してレッドブルホーリーライド観戦。

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そのあと一緒にビール飲んで帰宅。

青春18尾道から京都はけっこうきつい。特に混んでいると立ちっぱなしになる。
振り返ってみると、しまなみ海道は距離のわりに疲れる。風もあるし、アップダウンもそこそこある。次はレモンやみかんがいっぱいある時期がいいな。生レモンの丸かじりやってみたい。
交通費
嵯峨嵐山〜三ノ宮 JR 1490円
神戸〜高松 フェリー 2590円
高松〜伊予西条
尾道嵯峨嵐山 JR青春18きっぷ  2500円

アピデュラバッグ考

フレームバックマウンテンM

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たいして入らないです。そしてパンパンに詰めるとペダリングする時太ももがバッグにすれます。ただこのすれは、一時間も乗れば私は気にならなくなりました。
入れてたのは、鍵、自転車のワイヤー錠、財布、携帯電話、モバイルバッテリー、手帳、ペン、歯ブラシ、ハンカチ、ポケットティッシュ輪行バッグ、サコッシュ、補給食(グラノラバー)。
容量は少ないけど、出し入れの頻度の高いものを入れるのに非常に便利。走りながら出し入れ可能。停車時に財布を出すのは、手を伸ばして背中のポケットから出すより素早いですし、駅で輪行バッグを出すのも楽です。

フロントバッグ

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ドロップバーの場合ハンドル幅のぶんしかバッグを拡げられないです。フラットバーだとかなり伸びます。
容量は見た目以上。主にタオルや着替えを入れてましたが、別に圧縮パックも併用していたので一泊二日の着替えなら充分入ります。ゴミ紐がついているのでさらに荷物を外付け可能。今回持って行かなかったけど、サーマレストのマットの小さいサイズなら余裕でつきます。帰りはさらにお土産も少しここに入れてました。かさばるけど軽いもの中心にしていたので特にハンドリングに違和感はありませんでした。競争していないので空気抵抗も特に感じず。ただ出し入れするのは面倒。走行中は無理です。

今回しまなみ海道一泊旅行に使用。
あとはケージにボトル2本とサドルバッグに携帯工具、チューブ2、レバー2、パッチセット、空気入れ。
電車の中では、財布や携帯電話、お菓子やお土産をサコッシュに入れて、他の荷物は自転車につけたまま輪行
テント泊の場合別途大型サドルバックかバックパックを背負う必要あり。

六月五日

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5時50分広沢池畔。
なんか画面がいがんでますね。
夜明けが早いので、すっかり日は上っています。それでもあと一ヶ月もしないうちに、今度は夜明けが遅くなるのですね。一年って早いですね。
朝の明るい時間がたっぷりあるということは、それだけ遊ぶ時間を取れるということ。この時期だけでも頑張って早起きしないとね。